第一回:ぜんぜん関係ない女子を連れてゲームマーケットに行ってみた。|ボードゲームさそり

ボードゲーム・サソリ 第1回
ぜんぜん知らない女子を連れてゲームマーケット2012に行ってみた 前編#5

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同じパーカーが怖い

オインクゲームズへ。

リコ「なんかおしゃれな感じですね。ヴィレッジヴァンガードとかにありそう。これなんですか?」

ブースの人「あ、これはさるやまっていう今回初めて売るゲームなんですけど『ペンギンパーティ』っていうゲームがあったの知ってます?」
リコ「パーティ・・・。パーティゲーム?」
ブースの人「そうですね。2人から遊べるんですけど、人数が多い方が面白いです。こういう風に乗せてピラミットを作っていくんですけど・・・」
説明を受ける。説明がわかりやすく書かれたパネルがあり、他のブースよりもゲーム内容を伝えようとする努力が伺える。
続いて『エセ芸術家ニューヨークへ行く』も簡単に説明を受ける。
「『さるやま』は面白そうですね。ニューヨークのやつは絵本の表紙みたいでかわいいなって。でも熱意がありすぎるっていうか。同じパーカーを着ててロゴが描いてあるのも、情熱がありすぎる気がしてちょっと怖いなって」

いやいやあれは、お店の人がひと目でわかるようにスタッフが着てるだけだから!
ゲーム界きってのオシャレメーカー、オインクゲームズにまでダメ出し! 
結局、何も買わないまま、5階をあとにした。

リコ「ポテトのじゃがいもの家族ゲーム(バロンポテトの晩餐会)はわかりやすかったですね。いままで見たののなかでは、あと色をつくるやつ(カラーミオ)。あとウソをつくやつかな。ポテトのやつは飲み会で遊びたいかも。でも友達がカバンからあれを出してきたら引きますね。さすがにコワイ。でもどこかのお店に置いてあったらうれしいですね。色のやつならカバンから出てきてもいいかもしれない。自分で持っておきたいくらいです」
――会場の雰囲気はどうでした?
「売ってる人は早口の人が多いですね。お客さんは思ってたよりも普通でした。男性が多いけど。カップルで来てるひとがいるのにはびっくりしました。私がよくわからずに彼氏にここへ連れて来られたら、引きますね。ゲームを2、3個買ってたら、呆れちゃうかも」
――2、3個で呆れますか。
リコ「はい。でも今日来てるカップルはたぶん共通の趣味なんでしょうね。あと天井が低くて空気がこもってるなって思いました」
――これから4階に向かいます。意気込みをどうぞ。
リコ「この時代にこんなにボードゲームやカードゲームが売られてることにびっくりしました。まだまだあるんですね・・・」

とりあえず、大型ブース中心の5階が終了。そして次回、4階で衝撃的事件が勃発する・・・。

後編#1へつづきます